阿部担の阿部評

そもそもネット上の「あざとい」という意味で阿部さんのことを「あざとい」と思ったことがないのでこの時点で[完]と付きそうですが、私は阿部さんのことを「あざとい」と思ったことがないです。(繰り返し)

「あざとい」仕草も実はそう見せようとしてしてる時の方が少ないんじゃない?と思います。その場のテンションで出たものが「あざとい」と言われてしまうように見える。所謂素でやってる。それを「可愛い」と言うことはあります。
阿部さんのことを100%かっこいいと思ってる人間の言ってることなので気にしないでください。

 

よく言われてるけど他5人に囲まれながらずっと周囲に「優しい」と言われ続けた阿部さんって何者……?「自分は自分、他人は他人」っていう意識が強いのなぁ。まぁ15年ずっと諦めなかった時点で我は強いのかなという印象。
突然突拍子もないことしたりする点は良くも悪くもステレオタイプのAB型そのままの人と思います。
やっぱり「あざとい」よりも「男らしい(※ジェンダー的な意味はそこまで無いものとする)」という言葉がしっくり来るんだよなぁ。

すの歴長い方がいたら教えて欲しいんですが阿部さんって昔から「あざとい」って言われてました?
これは完全に妄想なんですけど「高学歴気象予報士」以外の武器というかポイント(?)が無いから誰かが「あざとい」と言い始めたんじゃないかな?という。

あざといいじりに対して嫌だと言ったらメディアで表現できる自分の特徴が減るから絶対言わないんでしょうけど、それによって心を痛めたり無理して合わせることが無ければいいなとオタクは思います。
「なんかあざといとか言われてるけど好きに言わせとこ」くらいの軽さだったらいいな笑

 

私の大好きな舞台の推し(特に隠してないので言ってしまうと橋本真一)と共通しているところが沢山あって、その中で特に思うのが「自分の言葉1つで傷付く人が居ることを知っている」
言葉のニュアンスの違いとかね。
阿部さんの場合はそれスノで最近よく見かけるんだけどスタジオでのコメントで前の人が言ったことそのまま自分のコメントにしてる時ありますね。自分が思ってることはあるんだけど、それを視聴者含め誰も傷つかない言葉に変換するのに時間が掛かっちゃうのかなと思います。なので急な「阿部ちゃんはどう思う?」に弱い。
余談だけど、同じ性質でも橋本真一は話しながら軌道修正していくタイプ。「○○くんの演技は女性的で~……あっ、女性的ってなよなよしてるって意味じゃないんだけど、」みたいな。

お二人共とにかく気遣いの鬼。アドリブ弱いけど事前に準備出来るコメントや書き物は強い。たくさん推敲したんだろうなっていうのが伝わる言葉の選び方をする。
あと字が綺麗です。いぇい。

ざっくりした阿部評おわり。

 

■番外編 はじめてのあべ

私が初めて阿部さんを阿部さんとして認識したのがまだメンバーの名前すら知らない頃に見た『Make It Hot』のダンスリハーサル動画だったんですが、ラウールくんと一緒に「この人誰!?」とジャニオタのお友達に名前を教えてもらいました。その時の印象が

「この人めちゃめちゃ遊んでるな!?!?」

でした。フード使いとかフリーハンドとかめっちゃ遊ぶじゃん……遊び人じゃん……(??)と思ったのでそれから色々見て「この人真面目なのね!!」とあとからびっくりする始末。

イメコン受けてきたよレポ(PC骨格顔タイプ)

こんにちはこんばんは。毎秒黒木華ちゃんのお顔になりたいと思っている菜です。

年末に受けたイメコンのレポを2月に書いている自分の筆の遅さにはびっくりです。

初めてのイメコンは大学の後輩と受けてまいりました。高い買い物だったのにも関わらず快く受けてくれて感謝🙏

 レポは主観に基づいて書いているので「絶対にこう!」というものではないです。受けてみたい方の参考になれば嬉しいです🙋‍♀️

PC診断→骨格診断→顔タイプ診断→サロンの選び方

で展開します!長いよ!

 

 

まずイメコンには

パーソナルカラー診断(以下PC)

骨格診断

顔タイプ診断

の3種類がありますが私は3つ全て受けてきました。

メコンの概要と各診断については↓↓

イメコンの診断、おすすめサービス9選。もっと似合う服を知る方法|PETAL(ペタル)

 

プロ診断を受ける前にネット上にある自己診断も受けています。

◆自己診断結果◆

PC診断(4分割)→夏

骨格診断→ウェーブ

顔タイプ診断→クールorクールカジュアル

 

結論を申しますとプロ診断ではこうでした。

◇プロ診断結果◇

PC診断(16分割)→1st ライトサマー/2nd ライトスプリング

 骨格診断→ウェーブ

顔タイプ診断→フレッシュ

……顔タイプ診断まじでびっくりしたんですけどこれについては後述します。

自己診断と違うと分かっただけでも受ける価値ありましたね。

次から各診断のレポに入ります。

 

 

1.パーソナルカラー診断

私が受けた16タイプパーソナルカラー診断の内容については↓↓

16タイプパーソナルカラーとは?【似合う色の特徴とセカンドシーズンがわかる】

ざっくり言うと春夏秋冬をそれぞれさらに細かく分類したものです。

 

まず自己認識として

・オレンジとベージュが似合わない気がする

というのがあったためそれをお伝えしました。

ちなみに普段よく着る色はモノトーン、ネイビー、バーガンディーなど濃い色が多いです。

 

私が受けた診断の流れは

1.ゴールドとシルバーの布をあててイエベかブルべか判断(2分割)

↓シルバーの方が顔が明るく見えたのでブルべ

2.ブルーベースの濃淡彩度様々な布をあてて夏or冬の判断(4分割)

↓爽やかな色のほうが顔が明るく見えたので夏

3.さらに淡い色/濃い色/くすんだ色/鮮やかな色どれが似合うか絞る(16分割)


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右が後輩、左が私です。同じブルベでもすごい差!

 

というわけで私のベストカラーは

1st(1番良く似合うカラー):ライトサマー

2nd(2番目に似合うカラー):ライトスプリング

・イエベ/ブルべという区分けより、とにかく淡くて明るいカラーが似合う

・でも白は真っ白ではなくオフホワイトが◎

・1番濃い色でネイビーかチャコールグレー。真っ黒は△

・くすみは無い方がより似合う

・冬カラーも似合うけれど夏と比べると若干顔が負ける

・オレンジとベージュはやっぱり似合わない(!!!)

という結果になりました👏

もうこの時点で目が落ちそうでした。だってモノトーンか濃いカラーのお洋服しか持ってなかったんですから……。

 

診断の時は良い照明を使っているから余計に分かりやすいんですが、似合う色を当てた瞬間ぱっと顔色が明るくなるんです。逆に似合わない色を当てると顔(特に口元)に影が差したり疲れているように見えます。素人でも分かりました。

後輩も普段モノトーンが多いんですが鮮やかで濃い色がよく似合う冬タイプと診断されて、診断中ずっと首傾げていたのが面白かったです笑

でも他人から見るとそれもよく分かるんです。冬カラーが1番似合ってました。

 

診断を受けて、現在ちょっとずつクローゼットの中身を入れ替えています。どうせなら似合う色の服も着たいので!

でも似合わない色=着てはいけない色ではないので好きだと思ったお洋服はこれからも着ようと思います。今はパステルイエローのトップスが欲しいです✨

 

 

2.骨格診断

骨格診断概要については↓↓

骨格診断・自己診断|骨格診断アナリスト協会

ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分類されます。その名の通り骨格と肉の付き方で診断するので太っているor痩せているは関係ないそうです。

 

親からよく「胸元薄いんだから気をつけなさいね」「尻でかっ」と言われて育ってきた私です。確かにその通りです。

 

こちらはプロの方に身体を触って診断していただきました!

特に服を脱ぐ必要はなく当日の服装の制約もなかったです。手のひら、手首、デコルテ、膝、太ももを触ってチェックしていました。

 

その結果→ウェーブでした!

・首が長い

・手のひらが薄い

・肩が華奢

・腰の位置が低い

・下半身に脂肪が付きやすい

というのがウェーブです。自覚のあるものばかりでした。

ファッションのポイントは「とにかくハイウエスト・ハイウエスト・呪文のようにハイウエスト!」です笑

腰の位置が低い=脚が短い(...)のでとにかく上に視線を集めるのが大事です。

そして服のサイズはジャストサイズで身体のラインに沿った服装が◎ ぴったりしたリブニットが大勝利服だそうです。ローゲージのニットとかワイドパンツとかを着ると服に着られている感が出るのはこのせいだったんですね。

 

 

3.顔タイプ診断

顔タイプ診断概要については↓↓

顔タイプ診断とは | 日本顔タイプ診断協会

まあ私一重だし釣り目だし面長だしクールやろな!ワハハ!

というのが自己認識でした。実際自己診断ではクールかクールカジュアルしか出ませんでしたし。

 

誰がキュート寄りフレッシュだと予想しました??

 

釣り目かと思ってたらたれ目で、面長かと思ったら丸顔ですって。それに加えて目が小さめなのと頬に肉感が無いのでフレッシュだそうです。

 

診断方法は正面からと横からの写真を撮って縦と横のバランス、各パーツの比率を定規で計ります。それらを「長い」「短い」「標準」の項目があるチェックシートに落とし込んでいきます。

それで大人顔/子供顔、直線/曲線を組み合わせた8タイプのどれに当てはまるか判断します。

 

もうね、自分がフレッシュでしかもキュート寄りだと信じられませんでした……!フレッシュの特徴は

・顔が丸顔もしくは横長のベース型で平面的

・目は小粒もしくは普通で丸みは感じない

 

です。フレッシュは直線/曲線のミックスなのですが、私はどちらかというと曲線が多めなのでキュート寄りだそうです。実年齢よりも若く見られることが多いそうで、「あ……覚えあるわ……」と思いました。

 

顔タイプ診断によって似合う服のテイストも変わるそうです。フレッシュはボーイッシュでカジュアルなものが似合うんですが、正直あまり好きな系統ではないんです。やや顔が曇り気味になってしまった時、私の顔はソフトエレガントに寄せるのも合うと教えていただきました。

可愛くしたい時→キュート寄せ

大人っぽくしたい時→ソフエレ寄せ

なので今後はソフエレ系フレッシュ女子として生きていこうと思います(????)

いやあ自分の思い込みって怖い。1番意外な結果でしたので診断受けて本当に良かったと思いました。

 

 

こんな感じで大して中身のないレポでしたがなんとなく雰囲気を掴んでいただけたら嬉しいです!

最後に私が診断をお願いしたサロンの紹介と「どのサロンを選べばいいの?」と思った時に私が見たポイントをご説明します。

 

◆サロンについて

今回はスタイルラボの中野万由子さんに診断していただきました!

スタイルラボ Style Labo 代表 中野万由子のブログ

とても品のいいお姉さんでお話ししやすかったです。似合わないものははっきりと「似合わない」と言った上で、「どうすれば似合わせることができるのか?」というアドバイスもしてくださるので私的にはとてもありがたかったです。

サロンの内装も素敵でした!素敵なティーカップで紅茶をいただきながらお話できます。

予約枠も長めに取っていただけるので細かいところまでお話を伺うことができました。

 

◆サロン選びについて

PC診断/骨格診断のセットが1番スタンダードで大体のお店が2万~5万という価格帯です。

高い=精度が良い 

安い=精度が悪い 

というわけではないですが、決して安くはない買い物のため不安要素はなるべく減らしたいところです。そこで素人なりの判断材料がこちら。

 

・キャンセルポリシーが明記されているか

┗このご時世なのでね……!突然体調が悪くなったりするかもしれません。ほとんどのお店では「〇日前までにキャンセルすれば〇%返金」というキャンセルポリシーがあります。また、「日程変更の融通は利くか?」等も確認すると良いと思います。

 

・資格情報が明記されているか

┗資格が無くてもイメージコンサルタントは名乗れるらしいんですが、せっかく高いお金を出すんだから「この資格を持っているからこの人の診断は大丈夫」という安心も買いたいじゃないですか。スタイルラボ様では資格がちゃんと明記されていたのでそれが安心材料となりました。

 

・オプションがあるか

┗これはおまけ的な要素なので絶対必要!というわけではないです✋

スタイルラボ様では手持ちのメイク道具を持ってくれば似合うかどうかチェックするよ!というオプションでした。オプションといっても追加料金はなしです!

私は手持ちリップ3点を持っていきました。


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なるべく実物カラーに近くなるように調整頑張りました。

1番下のディオールがおなじみ「ラウールくんのリップ」です。結論を申し上げるとこの色、私には似合いません!!

下に行くにつれて青み→黄みのカラーになっていくんですが620番はブラウンのため私の苦手カラーと悲しいかな一致してしまうんですね。

ブラウンリップって大人っぽくて憧れるんですが私がつけると顔色が悪くなってしまうんです。。。

反対に1番上のイヴ・サンローランは青み系レッドのリップなので(分かりにくいですが)似合います。

 

似合わない色だからNGというわけではなく、あえて似合わないカラーを付けることでメイクそのものを引き立たせる効果もあるので安心してくださいと言われました!

似合う色をきちんと実感することでコスメの色選びがしやすくなるのでとても勉強になりました😊

 

ここまで全部やっていただいて1人あたり4万円でした。私にとっては4万円以上の価値がある貴重な時間でした!加齢によって若干変化が起こる場合もあるそうですが、ほぼ一生ものの情報ですから。

メコン受けてみたいなーという方の背中を少しだけ押せればなと思います!「これどうだった?」というご質問は答えられるものだったらお答えできますのでお気軽にどうぞ!

拙いレポでしたがお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️

 

2020年映画ランキング

あけましておめでとうございます。

遅い。記事を書き始めたころは確かにあけましておめでとうございますでした。

 

昨年7/10からFilmarks使って映画鑑賞記録をつけはじめました。

 

7/10~12/31までで

新作10本

旧作17本

計27本の映画を観ました!

本当はもっと観られるはずだったんですけど仕事が忙しかったのでなかなか……という期間もありました。

 

Filmarksの鑑賞記録の中から良かった映画ベスト3を書きたいと思います。

始めたのが7/10からなのでミッドサマーやパラサイトは入っていません🙅‍♀️

 

 

第3位

ロシュフォールの恋人たち(1966)

 

youtu.be

シェルブールの雨傘』のジャック・ドゥミカトリーヌ・ドヌーヴという最高の組み合わせです。

 衣装・曲・ダンス・ストーリー 全員好きだと思います(誇大表現)

 

ロシュフォールに住む美しい姉妹は変わり映えしない日常から抜け出すためにパリへ移住することを決めるが、移住するまでになんやかんや色んなことが起こります。

というシンプルな設定のお話。

そこかしこで恋が芽生える恋愛群像劇です。

 

日常と地続きになっている話だけどとにかく映るもの聞こえるもの全てが可愛くてときめく。

劇中の『キャラバン隊の到着』の曲は有名なので多分聞いたことがあるんじゃないかな?と思います。私も曲だけは聞いたことがあったので。

映画に出てくるキャラクターはみんな計画的なようで無計画、目の前に恋の気配があれば迷わず飛び込んでしまう人たちばかりです。でもそれが羨ましくてまるで「いい女」であるかのように錯覚してしまう。

映画を観て「いい女」を少しお裾分けされる気分を味わえるのがこの映画のいいところです。あとインテリアとか服とか変えたくなると思う多分笑

 

終わり方も大好き。基本的に私は全てを見せるわけではないけどこのあと何が起こるか分かるような終わり方の映画が大好きなんですが、この映画はまさにこれ。幸せの2歩手前で終わるラストがとにかく好きなんです。

映画を観終わった時、ある人は恋をしたくなるし、ある人は自分磨きをしたくなるし、ある人は今の生き方でもいいんだと人によって受け取り方が違う作品だから色んな人に愛されるんですきっと。

 

 

第2位

スパイの妻(2020)

 

youtu.be

そもそも2020年は新作を観られる機会がなかなか無かったんだけど、そんな去年の新作の中で断トツの作品がこれ。

 

まずね、蒼井優ちゃんが美しい。太平洋戦争が迫る日本で周りの目を気にせず舶来品を愛でる夫に倣って、洋風のワンピースを着て洋館に佇む蒼井優ちゃんの健気で美しいこと。夫が帰ってくると目を輝かせ、「スパイの妻」と蔑まれても夫を想い自分の意志で行動する。ここで現代の価値観にはそぐわないが~という前置きをするのは野暮です。フィクションはフィクション。

 

福原聡子」は恐らく家父長制とか世間の目とか気にしてないです。夫を愛している。その気持ちを持って時には夫を待ち、時には反論する姿は美しい。

あと作品を語るうえで外せないのが蒼井優ちゃんの喋り方。「昔の映画の女優さんってこういう喋り方だよね」という話術を違和感なく模倣しています。ちょっと低いトーンで話しはじめてちょっとしゃくったような喋り方分かりますかね。あれです。

 

黒沢清監督といえば『回路』『クリーピー 偽りの隣人』などホラー作品も手掛けているので、クラシックな雰囲気の中にもきちんとおれたちの黒沢感が漂っています。拷問を被疑者の背後から映すシーンは静かにびびりました。

 

当時はこう思っていましたとさ。でもほんと、生涯何度も見返しますこの作品は。お見事。

 

 

 

第1位

胸騒ぎの恋人(2010)

 

youtu.be


色んなことが散々だった2020年、私の1番の財産はグザヴィエ・ドラン作品に出逢えたことです。

私の好きな映画系youtuberの「シネマンション」さんの動画の中で初めて名前を聞いて、じゃあ観てみるかと手を出したのがこの『胸騒ぎの恋人』

 

あ、これだ。と。出会ってしまった。とも思いました。推しのことを好きになってしまった瞬間のような。とにかく「出会ってしまった」という感じ。

家で映画を観る時は何回か休憩を挟まないと見られないタイプなんですがこれはノンストップで観ました。

 

二コラという絵に描いたような人を駄目にするタイプの美形と、二コラのことが好きなフランシスとマリー。2人は親友でありながら二コラを想うあまり嫉妬したり出し抜いたりします。そして二コラは2人の気持ちを翻弄するかのように気を持ってるようなそぶりを見せたり、そっけない態度を取ったり。

「お前!イケメンだからって何でも許されると思うなよ!」という気持ちは最後まで持っていてください。どうかどうか。

 

グザヴィエ・ドラン監督はフランシスとして主演もしています。

マリーとフランシス、この2人の目の演技がとにかくすごいです。嫉妬、猜疑心、諦め、喜び、優越感、今何を思っているか全部分かる。だから観ていて楽しいんです。

フランシスが二コラにポスターを渡すシーンと3人がロッジに泊まった後の帰り道のシーンは観てほしい。

自分は男だからとか女だからとか、そういうすぐにはどうにもならないことが愛に対してどう有利に働き、障壁になるのか。同じ人を愛しているはずなのにそれが働く場所が正反対で面白いです。(という言葉選びは適切ではない気がするけど)

 

この映画は挿入歌がたくさん入っています。ちゃんと字幕つきで。これがキャラクターの心情をうまいこと表しています。Dalidaの『Bang Bang』は象徴的です。ばんばーん。キル・ビルでもこの曲が使われていたらしい。

どの曲も使い方がお洒落でストーリーの邪魔をしないところが良いです。

 

ラストは個人的にはすっきり。3人の関係にちゃんと区切りが付きます。それが誰が誰と結ばれて、という単純なものではないけど。あー!よくやった!と叫びたくなるような終わり方です。

他にもいろいろ観ていて、グザヴィエ・ドラン監督作品だけで1本書けるレベル。でも

『Mommy』はまだ観てないんです!どこかで観る機会があればいいんだけど。

 

 

最後に、私がどこで観たかという情報。

ロシュフォールの恋人たちParavi(別課金必要なし)

スパイの妻→劇場(まだ劇場公開されてるのでDVD化はもう少し先かも)

胸騒ぎの恋人→プライムビデオ(会員であれば別課金必要なし)

 

去年観た映画は合わなかったものが少なくて大満足でした!

今年公開作品は『ライアー×ライアー』『哀愁しんでれら』『シン・エヴァンゲリオン』『騙し絵の牙』『美少女戦士セーラームーン』と個人的に邦画が大豊作の予感。

いっぱい劇場に行きたいので早くコロナ収まって。